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映画『クライ マーズ・ハイ』等で多くの賞を受賞した原田眞人監督によるワークショップ。
2012年ゴールデンウィーク公開映画「わが母 の記」を控えての開催です。

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2011 年は原田映画の新作「 わが母の記」の撮影、そして震災があり、
ワークショップの開催には至りませんでした。
最後に開催されたワークショップは2010年11月です。
15ヶ月ぶりとなる待望の原田ワークショップ。
是非この機会にご参加下さい。


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演 技の訓練においてセリフを言いながら何か別の独立した行為independent activityをするということをIAといい、このワークショップでも実践はしてきた。IAの訓練は役柄を分析し、シーンを演ずる上で、その人物が抱え る二律背反ambivalenceの感情を養う点で重要だ。ふたつのことを同時にこなす心の迷い、感情の揺れを訓練で養うわけである。具体的な例をあげる と、食事のシーンいわゆるキエモノ・シーンは、IAを経て来たものとそうでないものに圧倒的な差が生ずる。

基本的に日本人の役者はキエモノがヘタである。一昔前は食事の場面で、より安全な「ごはんだけを食べて繋げる」という消極的アプローチが主体だった。これ は演技の幼児的なレベルである。欧米の幾多の名作に比べて、日本映画が現時点でも圧倒的に劣るのはキエモノ・シーンであると断言してもいい。

「わが母の記」では大家族の食事のシーンがあり、ここにワークショップ経験者を複数で投入した。結果は無惨であった。つまり、こういう席でこそ、ワーク ショップの若手を主体に編集でつなごうと思っても、動きが繋がらない。動きが繋がっているものはナチュラルな芝居がおろそかになっている。繋がらない動き ならメインの役者だけで流れを構成して場面を成立させる。

結果として、異なったアングルのキエモノ・シーンを訓練することで、IAを成立させるワークショップがあってもいいのではないかと考えるに至った。少なく とも、原田作品の予備軍となるワークショップ参加者には確実に将来の作品に出て来るキエモノ・シーンを徹底して学ぶことが重要である。どんなアングルから 何回撮られても、大枠でセリフと食べる間が一致し、それを自然にこなす試練である。これが自信を持ってできるようになれば、主体的に何かアクションをしな がらセリフを言えることになる。

以上の考察をもとに、今回は二組の男女の対話を教材とし、教材を配る段階で役柄も指定する。キエモノといっても実際に食事をしていくとワークショップには ならないので、スナック類を数種類用意してこれを食べ、飲みながら、切り返しの位置に入っても、二組の会話が交錯しても、スナック類をサーブするサーバー のアドリブが入ってもほぼ同じことを繰り返し、エモーショナルな磁場を構成できるようにがんばってもらいたい。ということは、アドリブ参加するものも、テ イク違いでアングルが変わったときも同じタイミングで入り込まねばならない。原田映画の現場に匹敵する緊迫感があって、なお、愉快な時間を過ごせることを 期待している。


原田眞人


【開催要項】
日程
2012.2/29(水)
09:30〜16: 30
会場
予定教材
映画「サラバンド」 監督:イングマール・ベルイマン 
定 員
40名予定
〆切
2月20日予定(定 員に達し次第、書類選考となります)
参加費
15,750円(税込)
参加条件
俳優、俳優志望
見学は受付けておりませんのでご了承下さい。

■原田眞 人 プロフィール■
オフィシャルサイト:HARADA FREAKS
1949年 静岡県沼津市生まれ。映画評論家、映画監督。

ロンドンに語学留学後、1973年よりロサンゼルスを拠点に
ハワード・ホークスなどハリウッドの大物を数多く取材し、
映画評論活動を開始する。
1979年『さらば映画の友よ インディアンサマー』で監督デビュー。
1995年の『KAMIKAZE TAXI』は海外でも高い評価を受け、
その後『金融腐蝕列島・呪縛』
『突入せよ! あさま山荘事件』など話題作を立て続けに送りだす。
社会派作品のみならず『伝染歌』(2007)や『魍魎の匣』(2007)など
エンターテインメント性の高い作品も手掛ける。

2003年 映画『ラスト サムライ』(大村役)で俳優としてハリウッドデビュー。
2007年からは、日本大学国際関係学部教授として後任の育成にあたっている。
2008年 日航ジャンボ機墜落事件を追う新聞記者の濃密な人間ドラマを描いた
『クライマーズ・ハイ』は日本アカデミー賞10部門で受賞した。

最新作、2012年ゴールデンウィーク公開「わ が母の記」は
モントリオール世界映画祭にて審査員特別グランプリを受賞。

主な作品
KAMIKAZE TAXI』(1995): 仏ヴァレンシェンヌ映画祭   準グランプリ・監督賞 W受賞
『バウンス Ko GALS』(1997):ブルーリボン賞最優秀賞作品賞・監督賞 他多数受賞
『金融腐蝕列島・呪縛』(1999):日本アカデミー賞13部門受賞
『狗神』(2001):第51回ベルリン映画祭 コンペティション部門選出
『突入せよ! あさま山荘事件』(2002):日本アカデミー賞10部門受賞
ク ライマーズ・ハイ』(2008):日本アカデミー賞10部門受賞
わが母の記」(2012):モントリ オール世界映画祭 審査員特別グランプリ受賞




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下記住所へ郵送して下さい。
住所
 〒173-0036  東京都板橋区向原2-10-7 スタジオ「つばさ基地」
 TEL&FAX:03-6789-0016
ワークショップ係
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また、当ワークショップの目的以外の利用はいたしません。


お申し込 み後の流れ
1.
お申し込みさ れた旨をこちらから連絡致します
(*受講確定通知ではありません)
2.
書類選考結果 (2月21日までの予定)及び、
当日までのご案内等をお知らせ致します
3.
お申し込み者 によるご入金
4.
当日使用する 教材をお送りします
5.
ご受講して頂 きます

しばらくしてもこちらから の連絡が無い場合は、お手数ですがお電話などでお知らせ下さい。
応募多数の場合は監督による書類選考をさせていただきます。



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株式会社つばさプロジェクト
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